バーベキューでは比較的脇役になる「焼き鳥」
最近ではスーパーへ行くとバーベキュー用
として様々な「焼き鳥」が用意されていますよね。
スーパー自身が包丁を振るい作った焼き鳥
から、また海外から輸入された冷凍焼き鳥まで。
そしてその種類は、もも肉の串からはじまり、
ねぎま、鳥かわ、と豊富に用意されています。
もちろんそれらの焼鳥でも十分なのですが
本当の食材の旨味を引き出し、更に劇的に近い
旨い焼き鳥を食べる事が出来るとしたら
それは自分自身で食材を購入し焼き鳥を作ることです。
その旨い焼き鳥を食べるための下ごしらえや
準備がこちらになります!
バーベキュー焼き鳥で準備するもの
下ごしらえする前に、またそれから後に
いる物について、準備しておくものを箇条
書きにしてみました。
場合によってはいらないものもありますが
とりあえずあげていきます。
① 包丁
② まな板
③ 大きなお皿
④ 食品容器
⑤ 水にボール(手を洗うため)
⑥ ティッシュペーパー(手を拭くため)
⑦ 竹串 15センチ
⑧ カセットコンロ(鶏皮をゆがくため)
⑨ 鍋
⑩ 鶏もも肉
⑪ 太いネギ
⑫ 鶏皮肉
⑬ 鶏砂肝肉
⑭ 塩コショウ
⑮ あら塩
⑯ あじ塩
⑰ 使い捨ての皿(できた焼き鳥を置く)
⑱ 焼き鳥のタレ
⑲ 軍手(焼き鳥を焼くときに使う、便利)
バーベキュー焼き鳥の下ごしらえ
バーベキューで焼き鳥する場合
その下ごしらえはいつも直前にやって
います。
もちろん前日にある程度やっておくのも
ひとつかなと思いますしそれでもいいと
思います。
しかし直前に調理するのが最も旨い焼き鳥
を食べる秘訣だと私は思っています。
ですので私はいつも友人がバーベキューの
設営準備中に、一人でもくもくと下ごしらえ
しています。
下ごしらえ ねぎま
ではまず「ねぎま」の下ごしらえからです。
もも肉をスーパーでざっと200gから
300gネギは「太いねぎ」2本か3本を
用意します。
鶏肉は自分の食べやすい大きさに切りますが
あまり大きすぎても火の通りが悪く
なるので、感覚的にはやや小さめがオススメです。
ネギは大体2センチ5ミリから3センチ幅で
切っておきます。
あまり幅が短いと、例えば串を差した時に
割れる場合があり、バラバラになって使いもの
にならなくなる場合があります。
気をつけたいです。ですので
最低でも幅2センチ5ミリは欲しいです。
もも肉とネギを切り終わりましたら
続いて串に刺していきます。
まずその串ですがやや長めの15センチを
用意しておきます。
もう少し短くてもいけますが
長めにしておいた方が網で焼いている時
に都合がいいんです。
肉はより網の中央になりますし
持つ部分はより網の端にくるので
素手で焼いていても問題なく裏返しができます。
でその串に肉とネギを刺していきますが
私の場合
刺す順番は 鶏 青ネギ 鶏 白ネギ 鶏
としています。
バーベキューの場合網の中央のほうが
より熱が高いですから
白ネギをより前に 青ネギはより手元に
としています。
また鶏肉は3ケ刺しますが 大きさにより
前中後と分けていきます。
大きい肉はより先端に 小さい肉はより手前
に、そういう風に刺していくことで
焼き上がりが均一になります。
ちなみに今回使用した鶏肉は冷凍後、
軽く解凍し固いままで切っていますので
角ばった鶏肉になっています。☟
また焼き鳥の名店 六本木の八兵衛も
ねぎまを作る場合は鶏肉を半解凍させてから
四角に切っておられます。
理由はその方が火の入りが均一になるから。
串打ちの基本は
あらゆる動物の肉には必ずスジがありますよね。
そのスジに対して垂直に串を刺していきます。
自分で肉を捌いたりしていると
まあ意識せずともそうなりますが^^
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下ごしらえ 鶏皮
続いては鶏皮になります。
この鶏皮ってあまり食べた事がないという
方もおられると思いますが、
下ごしらえをしっかりしておき
一番良い焼き加減で食べる事が出来れば
本当に旨い焼き鳥を食べることができます。
まずは鶏皮をスーパーで買う所から始まり
ます。
その鶏皮をまず下ごしらえとして
鍋でゆがいていきます。
ぐつぐつと茹でていますと、そのうちに
あくが沢山でてきまして、相当な脂も
出てきます。
その時間は人の好みかなと思います。
例えば私の場合ですと5分~10分くらい。
プロの焼き鳥屋さんですと
さっと湯に通すくらいとも言います。
さて
その後、鶏皮は脂を失う変わりに
水分を含んだように大きくプリプリに
なっています。
その後 鍋から出した鶏皮を幅2センチ
長さ10センチ以上の形状に切っていきます。
あとはそれを串に刺していきますが
画像のように折りたたむように刺していきます。
140gでこれだけできました。☝
画像の右側が鶏皮の通常の刺し方ですが 私の場合
左側のように結構広げて刺しています。
※串が出ていると串が焦げて折れてしまう
場合がありますので、極力遠火で焼きます。
右側の場合ですと折りたたんだ部分が
意外に生焼けになることが多いです。
ですので中までじっくり焼いて下さいね。
それと出来上がりの焼き加減ですが、外側が
「カリッ」とする位が美味しいです。
ここが一番のポイントですね
また焼いていると脂も落ちやすいので一気に炎
があがる場合があります。
そういった場合は場所を移動させましょう。
因みに焼き鳥の名店 神戸の鶏一途さんも
鶏皮の串打ちは詰めすぎず、前面に火があたる
ようにされています。
下ごしらえ 砂肝
砂肝の下ごしらえのポイントは
切ってみたら分かりますが
青白くなった銀皮と呼ばれる部分を
取り除くことです。
ただしこの部分はやや硬くて食べにくい
というだけで、個人個人の好みの問題に
なりますので特に気にすることはあり
ません。切らずにそのまま串に刺しても
いいです。
詳しい砂肝の下ごしらえについてはこちらから
バーベキュー 焼き鳥の仕込み砂肝(ずり)は超簡単で旨い!おすすめはこれ!
まとめ
旨い焼き鳥を食べる事って本当に難しくないです。
ただ ちょっとした ひと手間をかけるかどうか ・・・
そこに正解あると思いますよ。
その ひと手間は難しいと感じやすいですが
意外と簡単に出来ますし、
またそれで新しいバーベキューライフの発見にも
繋がりますので、是非チャレンジして欲しいと思います。
ではまた ♪
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