福井県は敦賀漁港近くの食堂と言えば
やはり旬の地魚を使った海鮮丼だと思う
のは私だけではないはず。
その敦賀漁港近くには海鮮丼で有名な
『どんと屋』さんがありますが
その姉妹店として『うお吟』さんが
この2017年の春より開店されております。
その『うお吟』さんをお盆休みに訪問してみました。
敦賀漁港 うお吟の海鮮丼
敦賀漁港近くにある『うお吟』さんの
海鮮丼は、地元敦賀相生町の伝統行事を
コンセプトに生まれています。
この相生町では過去400年にも続くと言われる
「夷子(えびす)大黒綱引き」が毎年1月に
行われています。
この夷子大黒綱引きは夷子方が勝てば豊漁、
大黒方が勝てば豊作とされる伝統の行事。
しかし残念ながら2017年は資金不足のため
中止されることとなっています。
現在伝統行事を守るべく地元保存会が頑張って
おられますが、その現状は大変難しいようです。
高齢化や町民の減少、そしてそれに関係して
資金不足なども起きていると言われています。
そういった背景を下にして生まれたのが
敦賀うお吟さんの海鮮丼「恵びす、大黒丼」
になります。
うお吟の海鮮丼松メニュー
美味しいか不味いか その80%以上は
その色彩で決まるとも言われています。
敦賀うお吟の恵びす丼はまさにそれですが
当日はカウンター席の横の席から
板前さんの盛り付けを眺めます。
慣れた手つきで盛り付けされていきますが
何故かこちらまでが緊張します。^^
店内の雰囲気はランチタイムですが
どこかしら、
『ピーン』
と張りつめた雰囲気です。
固唾をのむ ってこのことかい?
松竹梅と3段階用意された「うお吟」の海鮮丼
ですが、当日はほとんどの方が
松メニューを頼んでおられたと思います。
その松メニューが登場するので期待感やら
なんやらで何とも言えぬ雰囲気なのです。
うお吟の海鮮丼はクリスマスツリー
席に座ってからどれくらい経ったかな・・
いよいよ『うお吟の海鮮丼』が目の前に
この眺めってネットで何度も見ていましたが
実際も本当に奇麗です。
そして、この海鮮丼に食欲がそそられない人
っていないだろ!と思いました。
例えば
静岡三島スカイウォークから眺める
悠々とした富士山を彷彿させる形状に
なぜかしら季節外れのクリスマスツリー
のようにも見えてきました。
この海鮮丼は、鯛、ブリ、など地魚とタコを
ベースにした海鮮丼になりますが、場合によ
っては一昼夜寝かして熟成させる魚もあるとのこと
赤身、白身、光もの、蟹、甘海老や貝などが
ふんだんに散りばめられています。
ある日の一例ですが
ブリ 鯛 まぐろ いか タコ 数の子
うに いくら キャビア ずわいガニ
海の宝石箱のようで「キラっキラ」
まず最初は、醤油をつけずに蟹、ウニ、イクラ
と食べてみました。
この季節の蟹ってよく分かりませんが
水水しく甘味のある蟹は文句ありません
でした
そして新鮮なウニは本当に磯臭さがなく
ごはんとウニだけでいくらでも食べれそうな
気がします。
このウニ本当に美味しいです。文句なしです!
そしてうお吟の海鮮丼はイクラも多く入って
いますので
蟹、ウニ、イクラ好きの方には本当に
おすすめの『松メニュー』だと思いました。
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うお吟 えびす丼~大黒丼
うお吟では まずクリスマスツリー
のようなえびす丼から提供されます。
それにお手元にある醤油を山葵で溶いて
かけて食べます。
食べ終えたら 丼鉢をカウンターに
上げます。
そうすると続いて大黒丼が提供されます。
この大黒丼にもウニ、イクラ、キャビア
が入っており、それらを生卵で溶いて
食べます。
またえびす丼にも大黒丼にも姉妹店の
どんと屋で使われている天かすを加えて
食べると
また別の次元の美味しさが味わえるので
必見です!
うお吟 海鮮丼メニューは3種類の値段
現在うお吟で提供されている海鮮丼
メニューは3種類。
恵びす大黒丼の松竹梅3種類です。
梅メニュー
旬のネタ6~7種類を盛り付けています。
値段 1370円 (税込み1480円)
竹メニュー
梅メニューにウニとイクラの増量です。
値段 2008円(税込み2168円)
松メニュー
ウニ、イクラが更に増量され、そして
ズワイ蟹とキャビアが加わる最強のラインナップです。
値段 3048円(税込み3291円)
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敦賀漁港 うお吟の営業時間など
《2017年の8月お盆期間営業日時》
11日〜16日まで
土日祝営業時間 11時半〜17時で営業
ネタが切れ次第終了となります。
※16日(水)は営業いたします。
※23.30日(水)は通常通り定休日。
《通常営業日時》
営業時間〔平日〕
昼の部 11:30~14:00
夜の部 17:00〜20:00
〔土・日・祝〕10:00~17:00
定休日水曜日
住所 敦賀市相生町21-3
宴会個室 2名~8名まで(2日前までにご予約下さい)
電話番号0770-21-2328
まとめ
古くから歴史のある『敦賀漁港』そして
地元相生町です。
その地元の歴史を食にかえて伝えていく
敦賀漁港のうお吟さん。
若狭を代表とする食文化継承の名店と
なって欲しいものですね。