平昌五輪女子カーリングで
日本が対カナダ戦での敗戦理由を
『ストーンの研磨の影響』もあるとしました。
キャプテンの本橋麻里選手がそう告白され
たのですが
そのカーリングストーンの素材や削る事に
なった理由について調べてみました。
カーリングストーンの素材(材質)は
カーリングのストーンは
ストーンって言いますから
当然それが石であるという事は分かりますが
その石って一体どのような石なのでしょうか。
激しくぶつかる訳ですから
素材はなんでもいいとは思いませんよね。
で、調べてみますとスコットランドの
アルサクレッグ島で採掘された花崗岩製の
石のみが使われているようです。
この花崗岩って聞きなれない言葉なので
調べてみると
花崗岩[1](かこうがん、英: granite)とは、火成岩の一種。
流紋岩に対応する成分の深成岩である。石材としては御影石
(みかげいし)とも呼ばれる。引用元 Wikipedia
では何故このアルサクレッグ島の花崗岩で
ないといけないのか?そう思いますよね
もちろん、優れた素材として認められているの
は当然なのですがどこが優れているのでしょうか
アルサクレッグ島は実は「貫入岩体」と言う
マグマが地層を貫いてできた島らしいです。
マグマは急速に冷えると花崗岩になります。
その花崗岩その後、長い年月をかけて周囲の
岩が削られていくことになります。
しかし
浸食に強い部分だけは生き残る事が出来
ました。約6000万年もの年月を耐え抜いて
きた花崗岩は密度が濃く
そして低温の中でも非常に
強度の高い性質を持つことができました。
そういう事からアルサクレッグ島の花崗岩は
非常に優れた素材(材質)という事が分かります。
またアルサクレッグ島の花崗岩には
『2種類あります。』
ひとつがブルーホーン花崗岩と言われ
ストーンの底の部分に使われています。
またもうひとつが一般的な緑色花崗岩で
相手のストーンと激しくぶつかる
中間層の部分に使われています。
カーリングストーンを削る理由は
カーリングのストーンと氷が接触している部分
ってストーンの底の部分の大半かなと思って
いましたが
実はそうではなくて
エッジと言われる約5ミリ幅で出来る円周の
部分だけになります。
このエッジを削ることにより氷との摩擦が増え
ストーンにカーブをかける事が出来るという
わけです。
日本対カナダ戦の前日にストーンが
研磨されたのはもちろん
全ての出場チームに通達されています。
しかしそれまでのゲームで重ねてきたデータ
というものが全く機能しなくなったのは事実でしょう。
全チーム条件は一緒というものの
流れが変わる要素の一つになったと思います。
リザーブ・本橋麻里も「昨日の女子の試合が終わった後に
ストーンを削り直したのですが、そこでちょっと動揺して
しまったというのもあります」と削ったことの影響にふれた。
ただ「がっつり負けました」と完敗を認めている。
引用元https://www.news-postseven.com/
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まとめ
以上カーリングのストーンについて
その素材(材質)から
また削る理由などについてでした。
突然の研磨により、対応が難しくなる場合
もあるでしょう。そして氷の状態の変化も
考えなくてはなりません。
それらに柔軟に対応していく事って
本当に難しいのではないでしょうか。
カーリング日本代表男子、女子とも
年々レベルが上がってきています。
近いうちにメダルにも手が届く可能性も
秘めていますよね!
今後も応援していきたいと思っている次第です♬
※追記
ついに日本代表女子が銅メダルを獲得しました!
最後のシーンは本当に痺れましたね ・・・^^/