牛や、豚、鶏と焼肉でも
美味しい部位ハラミについてです。
ハラミと聞くとまず牛肉が
浮かんできますが
焼き鳥でもハラミがありますよね!
その鳥のハラミってどの辺りの
部位になるのか探ってみました。
またそのハラミの食べ方に
ついても紹介します
ハラミの部位 鳥ならどこに
上の図を見てもらうと一目瞭然ですよね。
鳥のハラミの部位って
心臓(ハツ)や肝臓(レバー)など
内臓を包むように両脇腹にあります。
厚さにして約5ミリ
人間に例えてみると内臓を覆いながら
心肺機能を支える横隔膜に相当する部位
になります。
でこちらが人間の横隔膜になります。
上の画像の赤い部分が横隔膜です。
鳥にしても人間にしても
大体その部位の場所は一緒だと
思いますが
機能的な意味合いで言うと
ちょっと違ってきます。
鳥のハラミ(腹壁)は、人間で言う
横隔膜のような機能を持ち合わせて
いないので
鳥のハラミ = 横隔膜ではありません
農水省が定める所では
鳥のハラミとは
腹壁の筋肉(腹肉)外腹斜筋、内腹斜筋
腹直筋及び腹横筋
要するにただ単に筋肉の部位
鳥の腹筋のひとつでしかないと
言うことになります。
鳥に横隔膜はない、哺乳類の横隔膜とは
では人間など哺乳類が持つ
横隔膜とは一体全体
どのようなものでしょうか?
実は横隔膜は人間など哺乳類に
のみある機能で、呼吸運動に関係する
大切な筋肉のひとつになります。
呼吸運動の約60%をこの横隔膜が
補っているのでなくてはならない機能です。
私たちは日常何気なく呼吸をしていますが
意識せずとも呼吸が出来てるのは
一つにこの横隔膜の働きがあるからです。
なので私たちが生存する上でなくては
ならない機能なのです。
しかし鳥にはこのような
横隔膜はありません。
何故なら鳥には気嚢という素晴らしい
呼吸器官が有るからです。
この気嚢は空気を貯めこむことが
でき効率的に肺へ空気を送る役目を
持っています。
なので標高の高い場所に行っても
呼吸が乱れることもなく、
なんなく飛行が出来てしまうのです。
しかしそれだけの素晴らしい
呼吸器官が逆にあだになる事もあります。
毒ガスなどを吸い込むと
僅かな量でもかなりダメージを受けて
しまうのです。
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ハラミの部位 希少部位の食べ方は
ハラミは希少部位になるので
1本の焼き鳥串を作るのに3羽から
5羽必要になるケースもあります。
味はどちらかと言うと
淡泊ですが独特のコクを持ち
あわせています。
弾力のある歯ごたえに
歯切れの良い噛み応えが美味!
にじみ出てくる脂がうまいです!
おススメの食べ方は
もちろん焼き鳥にしてこのような
味付けで良いです。
1. タレ
2. 塩
3. 一味唐辛子
一般的な味付けですが
これらの味付けに
赤ワインが一番のおすすめです!
焼き鳥ハラミの下ごしらえは
1. 沸騰したお湯にさっと通す
2. 氷水に浸ける
3. キッチンペーパーで水気をとる
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まとめ
以上鳥のハラミについてでした!
部位は人間で言う横隔膜あたり
になりますが機能的な事で言うと
横隔膜にあたりません。
ハラミは鳥の腹壁にある厚さ
5ミリの筋肉で大変希少な部位に
なります。
焼き鳥串1本作るのに3~5羽必要と
なるのでかなり貴重な部位になります。
焼き鳥屋でもし
このメニューを見つけたなら
是が非でも食べたい
メニューのひとつになります♬