焼き鳥メニューの数ある希少部位
のひとつ「まつば」についてです。
Ⅴの字の形をした不思議な
鶏肉まつばですが
その部位は一体どこの場所に
あるのでしょうか!調べてみました。
またその由来やレシピについても
紹介したいと思います!
まつば 鳥の希少部位はどこ
さてⅤの字の形をした不思議な
鶏肉まつばの部位はどこにある
のでしょうか。
鶏肉『まつば』って骨が
付いていますよね♪
この骨って一体何の骨か
調べてみましたら、それは
鶏の鎖骨にあたるようです。
たまに胸骨と紹介されている
ブログを見かけますが、
正確には鎖骨になります。
鳥の骨格図を見ると、なるほど
胸のあたりにあるように見えるので
その様にもとれますが、
鳥の胸骨とは鳥独特の竜骨突起の
ある部分になります。
焼き鳥メニューで言いますと
薬研軟骨の所ですね。
そこが胸骨になり
鎖骨の「まつば」は、その上にあります。
この鎖骨は叉骨(さこつ)とも
呼ばれて2本の鎖骨が1本に
癒合されて出来ています。
長い年月をかけて2本が1本に
癒合され、羽ばたく時に柔軟な動きが
できるようになりました。
その骨の動きは柔軟にそして
左右に開閉するようにしなります。
また同時に気嚢の空気の循環の
働きを助ける役割を持っています。
因みに人間の鎖骨はこちらです。
左右に1本ずつあります。
ただし
4足歩行の犬や猫にはありません。
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まつば 鳥の希少部位由来は
鳥肉の「まつば」は読んで字のごとし
松の葉に由来しているようですね。
こちらが松の葉の写真です。
左の図だと分かりにくいですが
松の葉が散って下に落ちると
よく分かります。
右のようにⅤの字のように
なっています。
これで本当に葉っぱかと思いますが(笑)
まつば 鳥肉のレシピ、焼き鳥の作り方
鎖骨の付いた鶏肉まつばは
スーパーでもたまに見かけますが
食べる場合はそのまま焼きましょう。
味はやや淡泊ではありますが
脂は適度にのっています。
味付けは塩、もしくは
ブラックペッパーがおすすめです
焼き方は肉の多くついて
いるほうを最初に焼いて
低温でじっくりと焼きあげましょう。
1. スーパーで鶏肉まつばを買う
同時にブラックペッパーも用意します。
出来ればミルになったのが良いです。
2. ブラックペッパーを裏表にかけます。
3.ⅠHのグリルで焼きました。
ガスレンジの場合は肉の多い方から
焼いてください。
4. 焼き加減に注意
低温でじっくりとが基本ですが
中火で10分~12分焼いてみました。
外側がきつね色になりすぎた場合
焼き過ぎかもしれません。
この焼き加減が一番のポイントです!
5.完成です。
基本、胸肉になるので味が
淡泊です。なので焼き過ぎると
パサついてしまいます。
鎖骨周辺の脂が旨いので
その旨味を活かすためには
焼き過ぎない事です。
何とも言えない旨さの焼き鳥まつば
ブラックペッパーが絡んで絶妙でした♬

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鳥貴族のメニューまつば
そもそも希少部位なんで
焼き鳥屋さんで「まつば」を
食べた事がないのですが
人気焼き鳥チェーン店鳥貴族
さんでは「骨付まつば塩」として
販売されています。
ズバリ!!希少部位。骨のまわりの弾力のあるお肉は、
とても濃厚で甘さのある味です。美味しくて手が止まりません。(※1)
引用元https://www.torikizoku.co.jp/menu/yakitori
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まとめ
以上簡単ではありましたが
鳥の希少部位「まつば」についてでした。
もう一度まとめますと
まつばは鳥の鎖骨の事で
v字型をしており1羽から1本しか
採る事ができない
かなり希少な部位で
ある事が分かりました。
食べる場合のレシピは
ごく普通に焼き鳥にして
塩味もしくはブラックペッパーが
おすすめになります。