焼き鳥屋さんで豚肉を
食べる場合ってありますよね。
そんな時どんな部位の肉を
食べていますか?
私の住む関西地域では
豚の内臓を食べられるお店って
あまりないです。
しかし関東などの焼きとん屋さん
ではコブクロという美味しいお肉が
食べられるようですね。
今回はそのコブクロの
部位について調べるとともに
焼き方や食べ方も紹介したいと
思います。
コブクロは豚肉の部位、その由来は
私の場合コブクロって聞いても
一体どこの部位なのか、イメージも
全く湧いてきませんが
実はコブクロは豚肉の子宮になります。
子宮で豚の子供が出来る事から
そこはコブクロ(子袋、仔袋)と言われるよう
になったと聞きます。
焼きとり、また焼きとんの
歴史はかなり古いですが、
その昔、子供を授かる事が
なかなか出来ない女性に対し
子宝に恵まれるようにと
コブクロを食べさせていたという
一説も残っています。
コブクロは若い雌の豚肉が使われる
食肉用のコブクロには一般的に
若い雌の豚の子宮が使われていると
聞きますが
『若くないといけないの?』
何故若い雌の豚なのか?
ちょっと疑問に思いました。
で探ってみますと
単純に美味しい不味いでは
ないようですね。
- 若い雌の豚 ⇒ 柔らかい、にゅるにゅる
- 高齢の親の雌豚 ⇒ 肉に厚みがある
通常生後6か月で出荷される豚。
その若い雌豚は当然子供を産んだ
事がないので
子宮の管の中は大変綺麗な状態です。
しかしすでに子供を産んだ経験のある
高齢の親の雌豚の場合はそれとは
違い匂いや汚れがあるため
子宮の管の中にはアンモニアのような
匂いや汚れなどがあります。
そうしますと親の雌豚の場合
それを下処理する必要が出てきます。
官を割いて下処理するのですが
これがかなり大変な作業になるようです。
また見た目の色も、ひとつひとつで
かなり違うとの事、そうなると品質にも
違いが出ると感じました。
そのような諸事情も関係してか
若い雌豚のコブクロは通常
スーパーや通販で売られる事が多く
親の雌豚の場合は業務用として
販売される事が多いようですね。
<スポンサーリンク>
コブクロ豚肉の焼き方
コブクロを焼肉にして
食べる場合の焼き方についてです。
牛ホルモンの焼肉でもそうですが
コブクロのようなホルモン系
の肉って、やっぱり焼き過ぎては
いけません。
BBQのコンロで焼くなら
遠火の強火で焼くのが一番です。
コブクロは焼けてくると表面が
徐々に白くなり肉が縮みます。
その縮みがとまったら裏返し
して反対側を焼いていきます。
縮みがとまったらもうそろそろ
表面全体がピンク色から白色に
なったらもう出来上がり。
これくらいが
一番美味しい焼き加減です。
また好みによっては
表面を少しきつね色にして
香ばしくさせるのも良いですね♪
下茹でしてから焼く
鶏レバーの記事でも書きましたが
このコブクロも下茹でしてから焼
いて食べるのも美味しいようです!
是非一度試してみられてはと思います。
下茹でした後、串にさして
串焼きで軽く焼くのがコツです♬
<スポンサーリンク>
コブクロ豚肉の食べ方 味付けは
さてそのコブクロを
網で焼きましたが その後は
どうして食べるのが一番良い
のでしょうか。
コブクロは歯切れが良いの
でその食感は魅力のひとつですが
その一方で味が非常に淡泊なんです。
そういったコブクロに合う
味付けは普通に塩、塩コショウでも
いけますし
甘口タレ 味噌だれ 塩だれ
とタレでも相性がいいです。
特に塩ダレは、コブクロの
持つ肉汁の旨味をより引き立てて
くれます。
<スポンサーリンク>
コブクロは豚肉のカロリー
コブクロのカロリーは70Kcal
たんぱく質 14.6 脂肪は0.9g、
炭水化物なし
タンパク質は赤身肉なみと
言われていますがビタミンや
ミネラルは少な目
豚肉の中でもかなり低カロリーの
部位になります。
豚コブクロのカロリーは100g(単位)で70kcalのカロリー。
豚コブクロは100g換算で70kcalのカロリーで、80kcal
あたりのグラム目安量は114.29g。たんぱく質が多く14.6g、
脂質が0.9g、炭水化物が0gとなっており、
ビタミン・ミネラルではビタミンB12とナイアシンの成分が高い。
引用元http://calorie.slism.jp/111171/