映画『男はつらいよ』に
必ずと言っていいほど
出てくるのが江戸川の河川敷です。
寅さんが堂々と土手を
歩くシーンが素敵ですが
その江戸川の河川敷には
松戸側と柴又側を船で結ぶ
矢切の渡しがありますよね。
細川たかしさんの
曲でも有名な矢切の渡しですが
最寄りの駐車場に車を停めて
その矢切の渡しを訪ねてみました。
そもそも矢切の渡しとは
さて、
この矢切の渡しですが
過去を遡りますと江戸時代初期から
始まっていたと言われています。
当時、徳川幕府が利根川水系に
15ヶ所の渡し場を設けましたが
矢切の渡しはそのうちの一つになり
当時「金町・松戸の渡し」と呼ばれて
いました。
昔から地元の方々の生活のために
渡し舟として担ってきた事から
農民渡船とも呼ばれていました。
その後 明治時代には鉄道や
主要幹線道路に橋が作られように
なり
次第にこの渡し舟の役割が
無くなっていきました。
昭和39年「佃の渡し」
昭和41年「汐入の渡し」
これらが今でも最も近い渡し舟の
廃止になりますが
これらが廃止されていく一方で
50年も経った今
唯一『矢切の渡し』が残っているの
には理由があります。
野菊の墓、細川たかしさんの曲
の影響も大きいですが
やはり映画男はつらいよの
影響は計り知れないの物があると思います。
もしフーテンの寅さんが
いなかったら
この矢切の渡しは
今頃どうなっていた事でしょう。
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矢切の渡しの駐車場 柴又側
千葉県は松戸
そして東京都は柴又側を
二つに分ける大きな江戸川
柴又側の矢切の渡しの船着き場は
寅さん記念館に近い所にあります。
寅さん記念館を拝観する場合
柴又河川敷の駐車場に停めるのが
一番近いのですが
その矢切の渡しにも近いのです。
柴又河川敷の駐車場に停めれば
寅さん記念館、矢切の渡しがすぐ
楽しめます。
※各マークをクリックで詳細が分かります。
矢切の渡しの駐車場 松戸側
柴又河川敷の駐車場に停めると
寅さんのロケ地でも有名な
金町浄水場や川甚さん、ルンビニー
幼稚園もすぐそこになります。
土手を歩いて寅さんばりに
その気分を味わえますが
映画内では松戸側から柴又を
眺める寅さんの姿を幾度も見かけます。
という事で、私も松戸側から柴又を
眺めてみたいと思い
柴又河川敷の駐車場から松戸側へと
車で移ってみました。
で柴又河川敷から松戸って
すぐそこに見えるので
車でもすぐ行けるだろうと
思ったんですけども
これが意外や意外
思った以上に時間が掛かって
しまったんです。
もちろん私はこの日
福井県から車で東京に来ている
超田舎もんなんで^^;
道がはっきり解っていないのも
少しは影響しているんですが
それでも向こう岸に行くのに
結構時間が掛かったように
思いました。
そう考えると 矢切の渡しって
やっぱり必要なものなんだと
思ったりしたのです。
道中、松戸の堤防沿いの下道を
南に向いて走りましたが
当日はこのように道路の拡幅工事が
行われていました。
2016年の話なんで
今ではもう広い道が出来ている
のではと思いますよ。
当日は駐車場があるかのかどうか
知らずに行ったので、
やはりと言うか、行きすぎて
しまったようです。
でこのような看板が上がっていたので
ここで一旦停車しました。
ここにはトイレが用意されていたので
とりあえず用を足し堤防を上ってみます。
実はここからですと矢切の渡しまで
最短で歩いていけたのですが
堤防を登る時に斜めに北へ向いて
上がってしまい遠回りして
しまいました。
堤防の上の様子です。
後ろに映るのが
通り過ぎた専用の駐車場です。
15台ほどしか停めれませんが
無料で解放されています。
皆さんは必ず
ここに停めてくださいね。
上から柴又側を眺めると
映画でもお馴染みの
ゴルフコースが緑豊かに映えます。
しかし凄い綺麗ですよね~
誰が管理しているのかなああ?
そう思いながら
矢切の渡しの船着き場を
目指して黙々と歩き続けます。
6泊7日旅行の5日目
なのでかなり歩き疲れていたんですが
寅さんばりに歩き続けましたっ♬
ちょっとした森の茂みに
入っていきますとすぐ到着です。
はい!ここが船着き場
矢切の渡しの歴史について
も書いてあるので読んでみたり
します。
矢切の渡し 料金や運休日は
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