トロトロで濃厚な味が
人気の豚バラ肉『パイカ』
そのパイカには軟骨が付いて
いますが、その軟骨の部位について
出来るだけわかりやすく図解で
説明していきたいと思います。
また同じ骨付き肉になる
スペアリブとの違いについても
分かりやすいようにしてみました。
そもそも豚肉の軟骨付きパイカとは
豚肉の軟骨付きパイカですが
元々、廃棄されてしまう部位でした。
なぜかと言うと、この軟骨周りの
肉って硬い事でよく知られていて、
「とても食べられない」
と判断されてきたからです。
しかしながら硬くても
質は良かったため
捨ててしまうには
あまりにももったいない
と言うことで
その肉質の良さに目をつけて
商品化されたという訳です。
場所は青森県の三沢市。
三沢市は日本でも指折りの
養豚生産量を誇っていますが
三沢市の三沢畜産公社が
あるイベントでこのパイカを使った
煮物料理を提供したことから
人気の食材になっていきました。
三沢市ではご当地グルメとして
定着し、パイカ丼やパイカカレー、
パイカカツ、などが誕生しました。
そして今では一般の食卓にも
並ぶようになりました。
スーパーで買うとg70~80円
ですので、お買い求めしやすい
食材だと思います。
さて、その軟骨や軟骨付きパイカは
どのあたりの部位になるのでしょう。
豚肉の軟骨パイカの部位
パイカ肉に付いているその軟骨は
どこにあるのかと言うと豚のあばら骨
にあります。
で、その軟骨は
正式に言うと肋軟骨と言います。
豚のあばら骨には
肋骨と肋軟骨と胸骨がありますが
肋骨と胸骨の間の部分にあるのが
肋軟骨なんです。
ですのでパイカはその肋軟骨周辺
の肉の事になります。
また豚の肋軟骨自体があまり長く
ないので、採れる量も少ないため
その部位はやはり希少部位になります。
捌くと厚さ約1~2センチ、幅約10センチ、
長さ約30センチくらいになり、それが
左右から一つずつしか採れないのです。
本当に貴重な豚肉の部位ですよね!
こちらのブログが大変参考になりますよ☟
n-meat.co.jp
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パイカとスペアリブの違いは
イラストを見てもらったら
もう違いがお分かりになって
もらえたと思いますが、
- 肋骨周辺の(骨付)バラ肉がスペアリブ
- 肋軟骨周辺の(骨付)バラ肉がパイカ
こういう事になります。
また
- スペアリブ 骨は食べられない
- パイカ 骨も食べられる
そういう違いもありますよね。
牛でも鶏でも豚でもそうですが
やはり骨付きって美味しいんですよね。
骨と肉の間から溢れ出る旨汁が
たまらないんですよねー
だからやめられないんだ♪
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まとめ
以上で
豚バラ肉のパイカの
部位について、
またスペアリブとの違い
についてを終わります。
今まで硬い事が理由で
廃棄されていたという超希少部位
のパイカ
料理するには少々時間が
かかるようですが、私も
チャレンジしてみたいと思いました!
ではまた♪